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映画.COMさんから【渡辺麻友】記事紹介


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コラム:若林ゆり 舞台.com - 第67回

第67回:不器用な「アメリ」に共感しまくりの渡辺麻友が、初ミュージカルで殻を破る!
パリのモンマルトルを舞台に、一風変わった女の子、アメリのささやかな冒険とロマンスを描いた「アメリ」。ジャン=ピエール・ジュネ監督の醸し出すファンタジックでお洒落な雰囲気と、オドレイ・トトゥのコケティッシュな魅力がマッチ、2001年の大ヒットとなったユニークな一作だ。いまも高い人気を誇るこの映画が、2017年にブロードウェイでミュージカル化。そしてまもなく、日本版の幕が上がる。アメリ役を演じるのは、アイドルグループAKB48のメンバーとしてグループ屈指の人気を集め、2017年末に卒業した渡辺麻友。初ミュージカルに挑戦中の渡辺に、話を聞いた。

まずは、この映画「アメリ」についての感想から聞かせていただこう。

「独特ですごく素敵な世界観に、一瞬で引き込まれました。オドレイ・トトゥさんの演じたアメリがすごく愛すべき女の子で。不器用ではあるんだけどお茶目な一面も持っていて、見た人は絶対、好きになっちゃいますよね。オドレイさんの表現力でこの役が存分に表現されている上にぴったりで、あの表情や仕草のすべてが、アメリそのもの。あんな風に演じられるなんて、ただただすごいと思います。今回、この役を演じるにあたって見直しても、勉強になることばかり。私も今回、少しでもああいう魅力が出せたらいいな、と思っているんです。まだまだレベルが違いすぎるんですけれど」

ヒロインのアメリは愛情表現の下手すぎる両親に育てられたことで、コミュニケーション能力に問題を抱えた女の子。その分、豊かな空想力を持っているという個性的なキャラクターだ。渡辺はこのアメリに「ものすごく共感を覚える」と言う。

「私も、小さいころから人とあまりコミュニケーションをとらずに成長して、大人になったいまでも周りとうまくなじめない人間です。だからアメリには、たくさん共感できています(笑)。私もコミュニケーション能力がなくて。だからアメリの、人が集まっているところに居づらくなっちゃう感覚や、自分1人の世界に浸っちゃう感じもよくわかるんです。私自身も1人の世界が好きで、人の輪から離れてしまいがちだし、何にでも不器用なタイプ。現実逃避で空想するのも好きです」

アメリは豆に手を突っ込む、クリームブリュレのお焦げを叩く、サンマルタン運河で水切りをする、など、小さな自分だけの幸せを見つけているけれど、渡辺にとっては……?

「晴れ渡っていて紫外線も降り注いでいるようなとき、自分が歩いている道に日陰がいっぱいあると、ちょっとハッピーな気分になりますね(笑)」


では、このミュージカル版「アメリ」の魅力についてはどう思う?

「最初に台本を読んだとき、映画の世界とほとんど同じ印象をもちました。ちょっと時系列が違ったりはしているんですけど、基本的なストーリーや世界観は変わらないので、映画を好きな方にも絶対、楽しんでいただけると思います。パリという街については、舞台装置とかいろいろなものを駆使して表現します。お稽古初日にセットの模型を見せていただいたんですけど、出演者のみなさんからも『おぉ~!』という歓声と拍手が起こりました。私も最初は『あの世界観をどうやって表現するのかな?』と思っていたんですけど、『こういう表現のし方かぁ、なるほど!』と。それから、共演者のみなさんがいろいろな役を演じられるのですが、そのみなさんがパリを感じさせてくれることになると思うんです。それぞれが適材適所というか、それぞれ存分にお力を発揮されていて、そこも、この作品の大きな魅力です」

AKB48のメンバーとしては、舞台で歌や踊りを披露してきた。しかし、ミュージカルとなれば「全然違う!」のだとか。

「AKB48のメンバーとして11年間在籍させていただきましたが、その経験をまるで生かせないくらい、もうまったく違います。とくに歌は、歌唱法も違ってきますし。とてもまだ気持ちよく歌える状況にはほど遠いです。音域も低いところから、めちゃくちゃ高いところもあって。ブロードウェイで『ハミルトン』の奥さん役をされた、フィリッパ・スーさんというすごいシンガーさんのために書かれた曲なので、難易度がものすごく高いんです」

ミュージカルにおける演技については?

「私はまだ役を深く掘り下げて演じていくのが得意ではありませんが、(演出の)児玉明子先生がそんな私にわかりやすく、事細かに教えてくださっています。たとえば台詞の中で“パリ”という言葉が出てくるとしたら、その“パリ”というものに対してアメリが持っている気持ちというか、記憶というか。そういう背景をふまえた上で、その言葉への気持ちを込めるものなんだって。“ああ、なるほど”と思いました。そんなところまで自分では考えられていなかったので。1人の人間を自分の中に作ってなりきるということを、深くやっていかなきゃ、と思っています」

もともと渡辺は、かなり熱烈なミュージカル・ファン。しかしミュージカルと出合ったのは、さほど昔のことではない。

「私は舞台を見ることが全然なかったのですが、2011年に宝塚を見て、初めて舞台に触れたんです。それまで見てみたいとは思いながらも、なかなか行く勇気がなくて。たまたま姉と話していたときに姉も行きたいと言うので、2人で行くなら心強いなと。それで朝、東京宝塚劇場の当日券窓口に並んで、2階の最後列から見たのが、蘭寿とむさん主演の『ファントム』。そこからドはまりしました。とにかく美しいし、あの非現実的な世界観に浸れる感覚が、たまらなく好きになりました。そうして宝塚ファンになってから2、3年後、今度は帝国劇場の『レ・ミゼラブル』を見る機会があって。さらに衝撃でした! 台詞のすべてが歌でつながっていくという作品を観るのも初めてでしたし、胸を打たれて“なんなのこれ!?”と(笑)。そこからいろいろミュージカルを追いかけるようになって。『ミス・サイゴン』と『キンキー・ブーツ』はとくにお気に入りで、ブロードウェイまで見に行きました」

では、ミュージカルへの出演は夢だった?

「いつかミュージカルをやってみたいとは思っていましたが、それほど近い将来とは思っていなくて。もっともっと修行を積んで、10年後とかのイメージだったんです。だから『アメリ』のお話しをいただいたときは驚きました。もちろん、いつか叶えたい夢ではあったのでほんとうに嬉しかったです。それが1年半前くらいで、まだまだ先だと思っていたんですけど、だんだん近づくにつれて“これは大変なことだ!”と焦ってきました(笑)」

渡辺にとっては、WOWOWで福田雄一監督のミュージカル・コメディ「トライベッカ」「グリーン&ブラックス」でミュージカル俳優たちと共演した経験も大きかった。

「とくに『トライベッカ』は、私の人生の中でもめちゃくちゃターニング・ポイントです。一流ミュージカル俳優のみなさんとご一緒して、改めてそのすごさを実感することができました。歌もダンスもお芝居もお上手だと知ってはいましたが、現場での要求にすぐ対応して、すぐ100%でお届けできる力があまりにもすごくて。“なんてすごい人たちなんだろう、この方たちに比べて私は何もできない”と、もう消えたくなるほど、どん底まで落ち込みました。あれがあったから私はいま、がんばれているんだと思います」


この秋には次のミュージカル作品「シティ・オブ・エンジェルス」への出演も決まっている渡辺にとって、この「アメリ」は記念すべき第一歩。自分自身が舞台との出合いで「目から鱗」の経験をしたように、1人でも多くの人が「アメリ」で舞台に出合ってほしい、と願っている。

「私自身もなかなか舞台を見に行こうと一歩を踏み出すのが難しかったんですけど、踏み出してみると新しい世界が広がりました。舞台を見ることで新しい感情を受け取ったり芽生えさせたりできるし、新しい感覚を得られると思うんです。だからぜひ、1人でも多くの方にこの作品でミュージカルに触れてほしいと思います。とくにこの作品は、周りと馴染めなかった女の子が、周りを幸せにしていくことによって世界と調和が取れたような感覚を得て、自分自身もみんなもハッピーになっていく。それがすごく温かくて素敵なんです。私も今回、アメリみたいに人とつながることで自分を変えられたら、アメリみたいに誰かをハッピーにすることができたら幸せだな、と思っています」

「アメリ」は5月18日~6月3日 天王洲銀河劇場、6月7~10日 森ノ宮ピロティホールで上演される。詳しい情報は公式サイトへ。

http://musical-amelie2018.com/


引用元
http://eiga.com/extra/butai/67/




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家が遠方だったり家庭の事情などでまゆゆに会いに行きたくても行けなかった人。
今まで、家のテレビの前でまゆゆを応援していた人も多いと思います。

是非、今回は勇気を出して劇場へ足を運んで、生まゆゆを観てきてください。
本当にまゆゆは輝いていて、可憐で、美しくてたくさんの元気を与えてくれる存在です。

AKBのファンといえば男性ばかりのような先入観があるかもしれませんが、
まゆゆのファンはとても女性が多いです。老若男女均等に存在しています。

女優としての初主演舞台は1度しかありません。
一緒にまゆゆ初主演の感動を共有しましょう!!






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http://musical-amelie2018.com/



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