2019-07-29 (Mon)
【なつぞら】第18週「なつよ、どうするプロポーズ」103話
2019年7月29日(月)放送 第103回

本日のクレジット

昭和38年1月3日





所長 「漫画の皆さんあけましておめでとうございますまず皆さんにご報告したいことがあります私大杉満は本年より東洋映画の社長を退きます」


社長 「そして会長になります。従って私が社長として皆さんに挨拶するのはこれが最後となるでしょう。私はね皆さん、映画会社の社長になるとは思ってもみなかった。子供の頃から映画活動写真の類を見て育ったわけではありませんでしたから。私が子供の頃から好きだったものは、そろばんです。そろばんが上手くなることそれが世の中の役に立つことになる、信じて生きてきました。例えばね、いい鉄道とはどんな鉄道かわかりますか?それはたくさんの人が利用する鉄道のことです。そろばんのできる鉄道マンは、いいレール、いい列車を作ること。だけを考えないレールの周りに家を建て、買い物のできる店を作り娯楽を作るつまり町を作って人々を読みこ呼び込めなければいい鉄道マントと言えないのです。皆さんには子供たちが喜んで集まってくれる街を作ってもらいたい。どうか漫画の皆さん良い街づくりをしてください。ただし、予算と期日を守りながらそれを成し遂げてください。それでは本年もよろしくお願いいたします。乾杯!」
茜ちゃんはバッグを持ってる。
みんな真面目に聞いていますが、神地君は退屈そうです。





ももっちの余興

堀内くんは茜ちゃんをみてるw



神地 「しかし、あそこまで言われるとかえって清々しいよな」
なつ 「間違ったことは言ってないように思うけど」
神地 「間違ってないから厄介なんだ。金にならない芸術は作るなって。勘違いはするなって。露骨に言われたわけだからさぁ」
なつ 「芸術作ってるつもりはないでしょ別に」
坂場 「しかし作り手の理念と経営者の理念を一緒にされては困りますよ、芸術家的な野心がなかったら我々の仕事は向上していきませんから」
下山 「まあまあまあ。正月からそんな難しい話はやめようよ」


茜 「そうですよ。私はいかにも経営者らしいスピーチだと思っただけだわ」
神地 「さすがあかねちゃん!」
堀内 「お前そのさすがって馬鹿にしてるだろ!」
神地 「そんなことないですよ」
茜 「よそんなことないわよね」
茜 「(神地に)ね?」
茜と神地が目を合わせる
神地 「ね!」
堀内 「えっ?」





いつもの喫茶店へ移動
坂場 「終わったなぁ。もうこれで」
なつ 「何がですか?」
坂場 「僕も君ももう映画には戻れないということだ」
もも 「そうなの?」
なつ 「そんなことまだわからないでしょう」
坂場 「それをわざわざ知らせるために仲さんと井戸原さんは、僕たちを大杉社長に紹介したんですよ」
下山 「いやそれは考えすぎだって、イッキュウさん」
坂場 「僕が仲さんに嫌われてることは確かでしょう…」
下山 「まあ仮にそうだとしてもだ」



茜 「イッキュウさんはともかくとして、どうしてなっちゃんまで?映画じゃなくてテレビに追いやったってことでしょう?仲さんがそんなことするかしら…なっちゃんの才能を誰よりも買ってるのは仲さんなのに」
なつ 「そんな才能なんてないですけど。仲さんがそんなことするとは思えません。だって茜さんだって一緒だし」
坂場 「茜さんはいずれは戻れることもあるでしょう」
なつ 「どうして私はないんですか?」
坂場 「君の場合は…」
もも 「あっ、イッキュウさんと付き合ってるから?」
なつ 「え?」
もも 「いずれ2人は結婚するって思われてるからってこと?」
なつ 「ちょっと」
坂場 「それはあくまで噂ですけど」
なつ 「それは無責任でしょ」
坂場 「無責任…」
なつ 「ただの噂だと思うならどうして否定しないんですか?」
坂場 「君はすればいいよ…」
なつ 「え?」










茜 「ねぇ。実際はどうなのよ?2人は付き合ってるんでしょう?」
なつ 「違います。ね?」
坂場 「はい」
なつ 「は~どうしてそんな噂が流れたのかな…」
もも 「だってイッキュウさんとなっちゃんほど馬が合ってる人いないでしょ」
神地 「確かに。合ってる合ってる~」








なつ 「ねぇ。もしかしてももちが仕上げかで流してるんじゃないでしょうね?」
もも 「違うわよ。なかなか進展しないから最近は言ってないわよ」
なつ 「最近って…」
坂場 「仲さん言えばいいってことです。僕とは何の関係もないと仲さんにそうあなたは主張してください」
なつ 「そんなこと言えません。そんなこと言えば仲さんを疑ってるみたいじゃないですか?」
下山 「そうだよそんな人間じゃないって。仲さんは。それにそこまでイッキュウさんを憎む必要だってないだろ?」
神地 「わかりませんよ。自分の作品を守るためには」
下山 「え?」
神地 「うちの映画はますますダメですよ。仲さんに頼った動物ものばかりで童話的な世界から抜け出そうとしない。代わり映えしませんよ。あれじゃいつまでたっても。俺一人が頑張ったってどうしようもない。仲さんも可哀想だ」
下山 「俺一人って、また大きいことを言うね」
神地 「また破天荒のヘンゼルとグレーテルみたいなものを作りたいな。今度はちゃんとした長編映画で」
坂場 「それが今は許されないってことです」
なつ 「だけど今はテレビを頑張れってことやないですか?」
坂場 「あなたは今のテレビで満足していますか?」
なつ 「テレビのパイオニアになれて大杉社長の言葉に嘘がないと思ってます」
下山 「そう!それでこそなっちゃんだ」
坂場 「一番大事なのは予算と規律を守ることですか?」
なつ 「それでも頑張るんです 」
モデルになっている東映の創業者である大川博氏は鉄道会社に勤務していた。
7月30日(火)の放送は茜ちゃんが!!
驚く展開になります!
お見逃しなく~
Re: 錯覚だったか? * by まゆ練
なるほど!!
茜ちゃんだけ留めそでだったことは気付いていましたが、そもそも3人とも26歳??くらいの設定なので振袖ではなくて留めそででもおかしくないんですよね。だから、茜ちゃんだけ色合いで留めそでなのかなぁ。と思っていたんですが、たしかに当初の台本ではこちらが結婚発表後の可能性もありますね。
神っちとは「ね?」とやりとりがありましたけど('-'*)
茜ちゃんだけ留めそでだったことは気付いていましたが、そもそも3人とも26歳??くらいの設定なので振袖ではなくて留めそででもおかしくないんですよね。だから、茜ちゃんだけ色合いで留めそでなのかなぁ。と思っていたんですが、たしかに当初の台本ではこちらが結婚発表後の可能性もありますね。
神っちとは「ね?」とやりとりがありましたけど('-'*)
茜ちゃんって留め袖?というのを今ころ気になった。
他の出演者と比べて長い袖じゃない。
結婚発表のシーンは先でその後に正月・・・?
着物が似合っていてよく観ていなかった(笑)。