2019-07-13 (Sat)
【なつぞら】第15週「なつよ、ワクワクが止まらない」89話
2019年7月12日放送

本日のクレジット

「ヘンゼルとグレーテル」の会議は進むが…
ストーリーが決定したのだが、イッキュウさんこと坂場が神地に絵コンテを描くように指示をする。
それを聞いていたマコが不満げな表情をみせる。



咲太郎の声優の会社が動き出す
雪次郎が出演するがなまりが抜けず、7テイク繰り返し…
隣りのベテランが、雪次郎の口をふさぎ代わりに言ってしまう




なつと茜がマコを喫茶店に呼び出す
マコ 「あなたのお兄さんは声の会社を始めたの?」
なつ 「そうなんです。兄は声優と言ってますけど、外国のテレビ映画の吹き替えが主な仕事らしいんです」
茜 「あっ 私、それよく見てるわよ。最初は違和感あったんだけど、慣れてくると自然に感じてくるのよね。私のおばあちゃんなんて『この外人さんは日本語がうまね』だって」笑
なつ 「茜さんの家にはテレビがあるんですね」
茜 「うん。割りに早い時に買ったのよ」
マコ 「その会社の俳優の人達を今度の短編映画に使えってこと?」
なつ 「いや、そうじゃないですけど、声を探したいと思った時には兄に相談することはできます」













マコ 「わかった話はそれだけ」
と言いながら立ち去ろうとするマコを呼び留め、なつと茜の二人が意を決してマコに質問を投げかける。
なつ 「いや、ちょっと…」
マコ 「まだ何かあるの?」


なつ 「マコさんは今度の短編映画あんまり乗り気じゃないですか?ヘンゼルとグレーテル面白くないと思ってますか?」
マコ 「面白くないと言ったらどうするの?」
なつ 「…やめます。私はマコさんが納得してないと嫌なんです。私はマコさんと一緒に作りたいんです。もちろんみんなが納得いくもの。日本で初めて原画になる女性はマコさんしかいないと思っています。この会社に入った時からマコさんは私の目標なんです。だから納得のいく漫画映画を作ってほしいんです。それを私も一緒に作りたいんです」
マコ 「あなたってずるいわ…そうやってなんでも一途に自分の情熱だけを貫こうとするんだから。周りで悩んでる人は何も言えなくなるでしょう?」
茜 「それは少しわかる」
なつ 「えっ?本当?」
マコ 「でも、物を作るには大事なことよ。それがないとすぐに妥協するからね。だから私のことなんて気にしなくていいの。あなたは作品のことだけを考えてなさい」
なつ 「マコさん、私は」
マコ 「それでいいって言ってるの!」
なつ 「…」
茜 「そ、そうね。なっちゃんには結局それしかできないかもね」
なつ 「そんなぁ。それじゃあ私は人のことを考えられないみたいじゃないですか?」
マコ 「怒らなくてていいのよ。それが若さってもんでしょ。私だってそうありたいのよ」











茜 「マコさんだってまだまだ若いですよ」
マコ 「若くないとは言ってない」
茜 「すみません」
マコ 「とにかくやるしかないんだから、あれこれ考えずに頑張りましょうお互いに」
なつ 「はい!分かりました」
茜 「さあ、なっちゃん。これ飲んだら帰ろ。氷溶けちゃうよ」
茜 「ちょっと、そんなに慌てて飲まなくても大丈夫だよ」
なつ 「喉乾いてて」
茜 「緊張したもんね」
茜ちゃんは思ったことを喋っちゃうけど基本は大人しいお嬢様設定なんですねw
「ちょっと、そんなに慌てて飲まなくても大丈夫だよ」
の『ちょっと』の部分がいつものまゆゆだったので自然でとっても良かった('▽'*)