王道アイドルだなんて思ったことない!
-アイドル全盛期の中、長らくグループを牽引してきた渡辺さん。自身のアイドル人生を振り返っていただくと意外な答えが返ってきました。
「王道アイドルと言われることが多かったのですが、実を言うと、私自身一度もそう思ったことはないんです。私はただ普通に人として真っ当な選択をしてきただけという感覚が強くて。それは言われたことやルールを守ること。校則を守るとか、宿題をやるとか、そういう当たり前のことです。王道アイドルなんて自覚はなかったです」
何もできない自分を変えていきたい
「AKB時代もそれなりに波乱万丈でしたが、それはあくまでもAKB内での話。外の世界に出たら、取るに足らないことです。卒業したら何か変わるかなって思ったのですが、そう簡単に変われなかった。人付き合いも話すのも苦手だし、演技もまだまだ。今の自分には何もないって思っています。そんな自分を変えていきたいんです。お芝居や表現力は人生経験が生きてくると思うから、これからはAKB時代にできなかった恋愛をしてみたいですね」
「自分がきらいだから頑張れる」
-人生の半分をAKBで過ごしてきた渡辺さん。そこで得た教訓や自身の仕事論について伺いましたが、そこで浮き彫りになるのは彼女のストイックな姿勢でした。
「好きな宝塚の影響で“清く正しく美しく”をモットーにしています。綺麗な面だけお見せするというか。その姿勢がストイックとはよく言われますね。でもそれは当たり前、私には何もないから追い込むしかない。毎回反省と後悔の繰り返し。自分が嫌いです。でもそれが向上心に繋がっていて、いつも、もっと理想に近づきたいと思っています」
「私は私!自分を強く持つ」
「幼少の時からの教訓としてあるのは、『人のことは気にしない』ということです。人は人、自分は自分。親にそう言われて育ってきました。だから、大所帯のAKBの中でも流されずにやってこれたという自負があります。いかに自分自身を強く持っていられるか。AKBは特にそういうのが大事な場所でしたね。これからもそういった自分らしさは大切にしていきたいと思います」
「表舞台に立つ葛藤と難しいメンタル管理」
-自身初となるミュージカル『アメリ』で不思議な感性を持つアメリという難しい役どころを演じる渡辺さん。まさに新境地へ至る今、どんなことを感じているのでしょう?
「オファーを頂いた時は、喜びと不安のアップダウンが激しくて。大人になるにつれ責任感を自覚するたびに、メンタルの管理に苦労します。 この仕事をしていると苦しいことの方が多くて大変ですけど、でも芸能界に限らず、社会ってそういうものなのかなって自分に言い聞かせるようにしてますね」
「アメリを通して、なりたい私を演じたい」
「確かに生真面目な私とは違うタイプのキャラクターですが、私も割と妄想が好きで、一人の時間を大事にしている点は同じです。 私は割とストイックに、真っ当に生きてきたけど、実は心のどこかではそうではない人になりたいと思っていて。私にはないアメリの奔放さみたいなものに憧れますね。だけど、私の性格上、やっぱりそうなることはできない。だから、演技を通してなりたい自分になれる喜びを感じています」
「まだ見ぬ渡辺麻友を見せていきたい」
-アイドルの肩書きがない今、これからはどんな自分をどんな人たちに届けていきたいか、その思いを打ち明けてくれました。
「私のファンではない人たちに興味を持ってもらいたいですね。それはお芝居や歌など、きっかけは何でもよくて、アイドルではない自分を表現していきたいと思っています。今までとは違う渡辺麻友を見せたい。とはいっても、まだその段階には来ていないので、早くそうなれるように頑張っていきたいです」
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たくさんの画像付きでとても良いインタビューでした。
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引用元
http://www.meijiyasuda.co.jp/dtf/daily/lifeevent/180509sp004.html







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