2017-11-07 (Tue)

渡辺麻友のおすすめ
イキウメ「天の敵」
こんなにも場面と台詞が脳裏にこびりついて離れない作品があることに衝撃を受けました。未だ日常生活でふとフラッシュバックすることもあります。
私のボキャブラリーではこの作品の素晴らしさを存分に表現できない事が悔しいくらいです。骨の髄まで染み込んでくるような素晴らしい作品でした。
http://www.wowow.co.jp/stage/engeki/

天を敵にまわす、選ばれし者の健康法。体によい食べ物とはなんなのか。菜食の料理家、橋本和夫へのインタビュー。若さを追い求め、たどりついた楽園の孤独。イキウメ2017年春公演。
完全食を求めて生き延びた男をめぐる物語。2010年初演の短篇「人生という、死に至る病に効果あり」を長編化、フルスケール版にて、お送りします。
ライターの寺泊は、食事療法の取材中、戦後まもない1947年に「完全食と不食」について論文を書いた医師、長谷川卯太郎を知る。その卯太郎の写真が料理家の橋本和夫に酷似していたことで、寺泊は二人の血縁を疑い、橋本に取材を申し込む。菜食の料理家として人気を博す橋本のルーツは、食事療法を推進していた医師、卯太郎にあると考えたのだ。 「いや …… 長谷川卯太郎は私です。今年で122歳になる」
http://www.geigeki.jp/performance/theater145/