









まゆゆ ラスト曲MVで天真爛漫さ全開 涙雨の中を全力疾走
今作は、総合プロデューサーの秋元康氏が作詞、丸谷マナブ氏が作曲、APAZZI氏が編曲を担当。MVは9月中旬、台風が接近するなかで撮影された。グレーの雲が立ち込める不思議な世界観の中、だぼだぼの赤いパーカー、右足首に赤いアンクレットを付けたまゆゆが、解き放たれたように天真爛漫さ全開で笑い、走り、踊り、ペンキで鮮やかな虹を描く。
同期の3期生・柏木由紀、総選挙で名勝負を繰り広げた指原莉乃らメンバーもアンクレットを付け、ダンス集団コンドルズが振付したダンス(MVのみ)を披露。ラストシーンは見送るメンバーの“涙雨”なのか、土砂降りの雨の中、選抜メンバー28人が全力疾走する。まゆゆはかつて、どれだけ激しく動いても乱れないように完璧にセットしていた前髪を振り乱しながら、トップランナーとしてグループの先頭を走る象徴的なシーンとなった。
撮影・監督を務めたのは、YUKIのMVを多く手がけてきた平野文子氏。AKB48グループの作品には初めて携わった。渡辺は「実は、平野さんがこれまで手がけてこられた作品のどれもが大好きで、尊敬するアート・ディレクターさんでした。そんな平野さんにMVを撮っていただけることになり、卒業祝いをいただいたみたいでとてもうれしかったです」と大喜び。
最後のシングルMV撮影を終え「この曲で私は卒業にはなりますが、しんみりというよりも意外に楽しく、雨すらも楽しんで撮影に臨めました。前作の『#好きなんだ』は王道アイドルミュージックビデオでしたが、今作は打って変わってアーティスティックな世界観に仕上がっています。メンバーもみな、透明感があり、すごくきれいで、はかなくて、とにかく全体的な世界観がすてきでとても気に入っています」とコメントした。
なお、全形態共通のカップリング曲として収録される渡辺の卒業ソング「サヨナラで終わるわけじゃない」のMVも同時公開。こちらは渡辺たっての希望で、AKB48作品を数多く手がけてきた高橋栄樹監督が手がけた。あす31日には、渡辺の地元・埼玉のさいたまスーパーアリーナで『渡辺麻友 卒業コンサート ~みんなの夢が叶いますように~』が開催される。
▽平野文子監督コメント
まゆゆの卒業曲になるので、まゆゆのもつ外側のかわいらしさはもちろん、内側が少しでも垣間見えるものにしようと思いました。会ってみて、本当にシャイな子だということがわかりました。アーティストってちょっとシャイな方がおもしろいと思っています。シャイだからしゃべりすぎる人もいれば、逆に静かに笑っているタイプもいる。まゆゆは後者ですね。
今回彼女を撮らせて頂いて思ったのは、アイドルを卒業して色んな殻を破って、これからどんどん本当の彼女が出てくるんだろうなということです。それがとても楽しみです。このMVで新しい表情の彼女がちょっとでもファンのみんなに届いていたら幸せです。
台風の最中、土砂降りの雨の中、笑いながら走ってくれた皆にこの先の人生に虹色の素晴らしいことが待ってるようにって願っています。
https://www.oricon.co.jp/news/2099783/full/?ref_cd=tw_pic
今回の卒業コンサートは晴れて良かったです!
まゆちゃんは太陽だったのかぁ!
つまりこれは、まゆゆを太陽とする位置付けなんでしょう。太陽の役割は植物の光合成のように、成長させるという意味合いもありますね。