

AKB48 *撮り下ろし8ページ
指原莉乃×渡辺麻友×柏木由紀×横山由依×向井地美音
6月に行なわれた“AKB48 45thシングル 選抜総選挙”で史上初の2連覇を達成した指原莉乃がセンターを務めるニューシングルをAKB48が8月31日にリリースした。それは“告白”をテーマにした『LOVE TRIP』と“結婚”をテーマにした『しあわせを分けなさい』という愛に溢れたダブルA面。このシングルについて、指原はもちろん、渡辺麻友、柏木由紀、横山由依、そして初めて総選挙で選抜入りした向井地美音が答えてくれた。
指原莉乃(以下、指原)「個人的な意見なんですけど、今回は兒玉(遥)もHKT48から選抜に入ったのが、すごく嬉しかったです。今まではどうしても選抜っていうと、HKT48からは指原と宮脇(咲良)っていうことが多かったので。兒玉自身も一歩踏み出た感じがするのか、最近すごく充実しているようなので、とっても嬉しかったですね」
柏木由紀(以下、柏木)「AKB48としては、みーおん(向井地)、岡田奈々、高橋朱里が、初めて選抜に入ったのが嬉しかったです」
渡辺麻友(以下、渡辺)「新たなメンバーが入ったことによって、去年とは違ったまた新しい風が吹いているなっていう感じがします。日々努力を惜しまず地道に頑張ってきたメンバーが報われる結果になった。それがすごく嬉しかったです」
向井地美音(以下、向井地)「私は今回初めて総選挙で選抜に入れていただきました。今までのシングルでも何回か選抜メンバーに選んでもらったことはあるんですが、私でいいのかな? って思う気持ちもあったんですね。でも、今回はファンの方が選んでくださったということで堂々としていられる気がしたので、すごく嬉しかったです」
横山由依(以下、横山)「卒業生が増えた時期だったので、今回の総選挙で選抜メンバーの顔ぶれはどうなるのかな?って思っていたところはあったんですよ。でも、みんなも言っている通り新しいメンバーが入ってきたことによって、第2章を踏み出すのによりふさわしい顔ぶれになった気がしますし、それを望んでファンの方が選んでくれたんじゃないかなって思います」
──そんな新たな選抜メンバーで作られた楽曲『LOVE TRIP』は、アップテンポで勢いのある仕上がり。この曲を最初に聴いた時は、どんな印象を受けましたか?
指原「この曲は総選挙で順位が決定する前から、次のシングルになることが決まっていた曲だったそうなんです。だからこそ、爽やかで疾走感があって、指原っぽくない感じが嬉しかったです。私の場合、いつも、ちょっと一癖ある曲を歌うことが多いので(笑)」
渡辺「テンポが速くてスピーディーな曲なので、ライブでも盛り上がりそうじゃないですか。みんながノリノリになってくれる曲調なので、すごくいいなと思いました」
向井地「私は歌詞がステキだなと思いました。勢いがある曲なのに、“好きと言えなきゃ夏は終わらない”みたいにちょっと切ない。そこがすごくいいなって思っています」
横山「とても覚えやすい曲なので、ファンの方にも一緒に歌ってもらえそうな感じがして嬉しかったです。それに最近は落ち着いた曲調が多かったので、こういう疾走感のある曲は久々。アイドルっぽい明るい曲が歌えるのも嬉しかったですね」
柏木「確かに、ここまで疾走感のあるラブソングは最近なかったので、私も新鮮に感じました。それに歌詞の中にも“理想だけを語り合った青春”というフレーズが出てくるように、青春を思い出しているような雰囲気がある曲だと思うんですね。その青春の中では、恋愛や人を好きっていう気持ちは、すごく大きな要素。この曲にはそれが描かれているので、やっぱり青春っていいなって思いながら歌っています」
──大人も聴いているうちに青春時代の恋を思い浮かべると思いますよ。
柏木「そんな感じがしますよね。だから、どの世代の方にも色んな形で共感していただけたらいいなって思います」
──今回のMVは“告白”をテーマに撮影されたとのこと。皆さんもそれぞれ色んな場所に行って一般の方達の告白をサポートしたわけですけど、感動しましたか?
指原「私はアイドル好きなので、アイドルが普通に歌って踊るMVがめちゃめちゃ好きなんですよ。だから最初にこの企画を聞いた時は、うまくいくのかな? って心配だったんです(笑)。でも実際に目の前で告白を見たら感動して心が動きましたし、音楽が乗ると、さらにいい感じになった。だから、やっぱり秋元(康)さんは天才だなって思いましたね」
※続きは月刊Songs2016年10月号をご覧ください。
http://songsnet.jp/04_akb201610.html